11月13日(土)
西伊豆の『まつざき荘』の「認知症でもいいですよ」という言葉は大変嬉しかった。声だしあり徘徊あり、平均介護度4.1ですからきっとにぎやかになります。きっと迷惑をかけるでしょう。出かける前は不安と期待でどきどきでした。
当日は天気に恵まれ、皆さん元気に出かけました。胃ろうのIさんも車椅子のHさんも、98歳のYさんも、病院から退院して寝てばかりいたSさんも病院の先生の許可を得て参加しました。Sさんは旅行に行くと決めてからは起きる時間が長くなり、ベットサイドで食事をしていたのがリビングのテーブル席に出てくるようになりました。Sさんは旅行に釣られてみんなの中に入ってくるようになったのです。さすが「生きる力」です。胃ろうのIさんは私の母ですが、主治医の先生に「旅行に連れて行っていい?」「連れていきたい」というと「何かあったら救急車を呼べばいいよ」と言ってくれ、あまり深く考えず連れていくことにしました。Iさんの急変に備えて「酸素」「吸引器」は持参します。看護師も見つかり準備OKです。ボランティアも利用者分見つかりいざ出発です。大型バス1台、ワゴン車2台で、参加者54名の旅行が始まりました。
厚木インターから沼津へそして三津シーパラダイスにつき、昼食のしらす丼を食べいるかのショーを見学しました。いるかのショーには皆さん大はしゃぎ。みんな笑いながら見ていました、中には館内をいろいろ歩き回っている人もいましたが・・・。水族館の人たちも認知症の人たちに慣れているのかとても感じがよく感動しました。ホテルでは各部屋にボランティアさんと一緒に入り、それぞれで過ごしました。温泉にも一緒に入る担当、脱衣所担当と自然に分かれてスムーズに入浴できました。食事もみんなで頂きほんとにみんなの笑顔は良かったです。次の日のバイキングも好きなものを食べみんな満足。楽しそうでしたね。ホテルのスタッフさんは皆さん親切でとても感じが良かったです。二日目は修善寺「虹の郷」で菊をみて、お昼のハンバーグランチを食べ楽しみました。少し寒かったのが残念でした。
胃ろうIさんは寒さで帰りの車では大変でしたが無事帰ることができました。認知症の方たちを連れての旅行は、確かに大変でした。ボランティアで参加してくれた人たちは、何度も起きる利用者に付き合って夜は寝れませんでした。ドライバーのスタッフには眠りは確保しました(利用者と別の部屋)
でも、いろいろ大変だったけど、ボランティアの人たちのおかげで、利用者さんたちの「温泉に入りたい」「旅行したい」の夢をかなえることができました。ほんとに皆さんありがとうございます。全員を温泉に入れて、宴会して、普通の旅行をしてきました。認知症の人たちでも、普通の人たちのように旅行できるんですよ。すごいです。家族で参加の人は、旅行は諦めていたのにと喜んでいました。ほんとに行って良かったです。楽しかったです。
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